昆虫ある記
コカマキリの産卵 2006/10/29  10月半ば頃から、コカマキリのメスの姿が目立つ。ちょうどその頃は、ハラビロカマキリのメスの姿が減り始めたかな、という時期と重なるような気もする。  そして面白いのは、その産卵場所である。コカマキリのメスの多くは、空堀川遊歩道に面した金網柵の上部庇に集中して見つかり、なおかつそこが産卵場所となるケースが毎年、多く見られる。ここでは、ハラビロカマキリはほとんど産卵しない。  本来、コカマキリの産卵場所は、比較的地面に近くて、なおかつ石の裏側とか、はがれかかった樹皮の裏側とか、すぐに目につくような場所を避けている。まさに雨を凌げる空間を選んでいるかのようであ...
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