信用創造⑭  ―構造と実践の両輪―|織原然_マクロ経済学考察ノート
前回までは、銀行振込という現象を通じて、 事実は「信用創造と信用破壊」という「あやふやな貨幣の出現と消滅」を、 事実とは異なる「しっかりとした真実味のある物語」で説明することで その貨幣に「貨幣の信用」を吹き込む ことを説明しました。 これは図4で説明しますと むらさき枠は政府の信用創造、赤枠は民間の信用創造。 そして「むらさき枠と赤枠が重なっているところ」が、「むらさき枠で確立した「貨幣の信用の物語」が「赤枠で事実により創造された貨幣にも付与される」ところです。 A.構造 「むらさき枠>赤枠」という「構造」である そして、 B.実践 「赤枠→むらさき枠(赤枠が優先に実践さ
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