ヘリウム品薄、半導体製造に影 日本は「買い負け」 ロシア産の供給停滞 - 日本経済新聞
半導体製造などに使うヘリウムの品薄感が強まっている。米国からの海上輸送が混乱しているところにロシアのウクライナ侵攻が重なり、主要な生産地からの調達が停滞。日本の工業ガス大手は相次いで出荷を制限し、輸入価格の高騰も止まらない。中国などに対する日本の「買い負け」が鮮明になっており、国内の半導体供給への支障も懸念されている。貿易統計によると、ヘリウムの1~3月の平均輸入価格は1キログラム9303円。
www.nikkei.com