托卵鳥のヒナは仮親の子供を殺すため「卵の中で筋トレ」していた - ナゾロジー
ある種のトリは、他のトリの巣に卵を産んで育てさせる「托卵(たくらん)」を行います。 しかも孵化したばかりのヒナは、自分が生き残るため、同じ巣のヒナや卵を担いで巣の外に捨てることさえするのです。 イギリス・ロンドン大学ロイヤルホロウェイ校生命環境科学部に所属するステファニー・マクレランド氏ら研究チームは、孵化前の托卵鳥のヒナが卵の中で運動し、義兄弟を殺すための力をつけていたと発見しました。 研究の詳細は、10月26日付の科学誌『Proceedings of the Royal Society B』に掲載されています。 目次 托卵戦略におけるヒナの役割卵の中の運動がヒナを強くする托卵鳥のヒ…
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