明治天皇9~昭憲皇太后の唱歌 - ほそかわ・かずひこの BLOG
昭憲皇太后の御歌は2万7千余首、明治天皇と琴瑟相和(きんしつあいわ)し、歌聖としても仰がれています。明治天皇は「教育勅語」を発するとともに、和歌の内に人の道を詠み、国民に人としての在り方を諭しました。昭憲皇太后もこれに和して、多くの道徳的な歌を詠んで、国民の心の向上を促したのです。朝ごとにむかふ鏡のくもりなくあらまほしきは心なりけり(大意:毎朝見る鏡が曇りなく、ものを映すように、曇りのない状態でありたいものが、心です)日に三度身をかへりみしいにしへの人のこころにならひてしがな(大意:一日に三度、自分を反省したという古人の心を、見習いたいものです)人ごとのよきもあしきも心してきけばわが身の為とこ...
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