防衛予算が5兆円超えても国内還元は少ない
防衛省は2018年度の概算要求で5兆円を超える予算を要求した。第2次安倍政権になってから防衛予算は右肩上がりで伸びているが、冷戦下で減った分が「回復」しているだけに過ぎない。しかも、国内の防衛産業への波及効果は減少傾向にある。国際情勢が緊迫する中で、日本の防衛産業の近未来を軍事研究家の井上孝司氏が予測する。
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