2022年8月号特集② 日本に伝わる三大怨霊
 怨霊とは、恨みを持って人に災いをもたらす霊のことで、古代より様々な怨霊の存在が伝えられています。その中でも特に恐ろしい力を持ち、日本三大怨霊と呼ばれているのが、菅原道真、平将門、崇徳天皇で、いずれも平安時代の人物です。  3人のうち最も有名なのは、学問の神様としても知られている菅原道真で、人気漫画『呪術廻戦』でも登場人物の先祖として挙げられました。学問の神様が怨霊だったと聞いて、驚く人も多いのではないでしょうか? ですが、実は他の2人も現在では神様として祀られています。古代の日本では、怨霊となった人物を神様として祀ることで、怒りを鎮めようとしたのです。それほどまで恐れられた彼らは一体どのよ...
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