シラスウナギの不透明な流通とその改善に向けて
日本で消費されるウナギの99%以上は養殖によって生産されますが、そこで育てられる種苗(稚魚)は国内外で採捕された天然の稚魚(シラスウナギ)が用いられています。しかしながらシラスウナギの採捕と流通は不透明な部分が多く、密漁や密売が横行していると言われています。ウナギのさらなる減少が危惧され、資源や流通管理の強化が求められていますが、2020年に改正された漁業法と新たに成立した水産流通適正化法が、状況改善の糸口として期待されています。
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