七三一部隊の日中戦争 敵も味方も苦しめた細菌戦 (PHP新書)
日中戦争のさなか、人体実験や細菌兵器の開発と製造に携わったとされる関東軍防疫給水部、通称七三一部隊。 組織の中心にいたのは、部隊長・石井四郎を筆頭とした、日本を代表するエリートたちだった。 また細菌戦は満洲の七三一部隊だけではなく、他の四つの部隊でも実行された。 日中戦争史の専門家が、陸軍参謀本部の視点や作戦史も踏まえながら、細菌戦の知られざる実態に迫る。 【本書の要点】 ●細菌兵器はもともと対ソ戦で使うはずだった ●七三一部隊は石井四郎を中心とした京都帝大医学部閥 ●葛藤しながらも細菌兵器の製造に加担した軍医たち ●新発見! 「藤原ノート」が示す重要な事実 ●ペスト菌に感染...
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