金価格、中銀買いと円安が主導 1グラム1万円時代 編集委員 志田 富雄 - 日本経済新聞
国内の金小売価格が初めて1グラム1万円を超えた。指標となる販売最大手、田中貴金属工業の地金価格は29日、前日より28円高い1万1円となった。代表的な実物資産である金も価格の乱高下は避けられない。それでも小売価格は年間平均が22年まで4年連続で上昇。下げる年も小幅にとどまり、今世紀は一貫して上昇基調にある。背景には国際市場の構造変化と世界経済や通貨不安の高まりがある。小売価格、20年間で10倍に
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