人生に強く響く出会いと別れ、あるいは追想 ――チェ・ウニョン(2018)『ショウコの微笑』(訳)牧野美加・横本麻矢・小林由紀、クオン
ショウコ、というワードにまずとても惹かれた。個人的な話だが、私の人生においては3人もの重要なショウコさんがいて、濃いか浅いかは置いておいて、彼女たちとはいまでもつながりを持っている。ということを置いておいてふっと読んでみたこの表題作に、思った以上にやられた。70ページほどある短編…
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