機械遺産Mechanical Engineering Heritage
日本機械学会「機械遺産」 機械遺産 第19号(2007年認定) オリンパス ガストロカメラGT-Ⅰ オリンパスの医療事業を支える内視鏡の原点は、半世紀以上前の胃カメラ開発にさかのぼる。東大分院の医師から、「患者の胃のなかを映すカメラをつくってほしい」という難題がオリンパスにもちこまれた。 極小レンズの製作、強い光源の検討、本体軟性管の材質探し、最適なフィルムの入手や水漏れ対策の追及などすべてが試行錯誤の連続だった。翌1950(昭和25)年、苦難のなかから生まれた試作機は、軟性管の先端に撮影レンズがあり、手元の操作で豆ランプをフラッシュさせて撮影し、ワイヤで引張りフィルムを巻き上げるものだっ...
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