首里城「再建後も焼失リスク」 全焼火災で第三者委:時事ドットコム
火災で焼失した首里城(那覇市)の再建に当たり、再発防止を検討する沖縄県の第三者委員会が30日、「再築しても火災に弱い性格は基本的に同じで、今後も焼失リスクがある」として、再建後も継続して防災設備を強化するよう求める報告書をまとめた。 報告書は首里城正殿について、国内の他の城郭と違い、土壁やしっくいなど防火効果のある素材が使用されていない木造で、一度出火すると燃え広がりやすいと指摘。「建築基準法や消防法を満たす(消火)設備があっても十分ではない」と強調した。
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