元アメフト選手の9割で脳疾患 接触型スポーツで事例 - 日本経済新聞
引退したアメリカンフットボール選手から死後に提供された脳標本を分析したところ、およそ9割に「慢性外傷性脳症(CTE)」と呼ばれる病変が認められたことが、米国の研究で明らかになりました。【慢性外傷性脳症(Chronic Traumatic Encephalopathy; CTE)とは】 ボクシングやアメリカンフットボールなどの激しいコンタクトスポーツにおいて、脳振盪(のうしんとう)などの軽度の頭部外傷を繰り返し受けた人が発症する進行性の疾患。数カ月から数年以上の期間を経て、精神症状(抑うつ、攻撃性、自殺企図など)や認知機能の低下、パーキンソン病に似た症状などが出現する。CT検査などでは見つからず...
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