三点監視の応用.3  ―リフレ派.2(リフレ派の夢と現実)|織原然_マクロ経済学考察ノート
前回、 リフレ理論は、ディマンドプルインフレにしたい、という動機はあるのに、 「ディマンド=国民の需要を満たそうとする行動」を第一優先とはしていないことを話しました。 因みにこの赤枠のことをマネーストック、と言います。 前回示したリフレ派の図解の時間を更に進めてみます。 1→2→3の時系列となっています。これがリフレ派の「理想」です。 この図解の時系列が、リフレ派の理想とする景気回復の流れとなります。 リフレ派の主張は多岐にありますが、目的はこれに集約されます。 さて、このような経緯でのデフレ脱却、景気回復、需要を喚起するインフレは果たして可能なのでしょうか? 確かに民間銀行と
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