生物学的に歩行の必要がないクマムシが脚を持つ謎に迫る - ナゾロジー
生物の中でも優れた環境適応力を誇るクマムシですが、ひとつ疑問点があります。 それは、なぜクマムシは歩くようになったのか? ということです。 クマムシは8本のずんぐりした足で、ちょこちょこ歩き回りますが、専門家によると、クマムシほどのサイズの生物(体長0.5ミリ)が、歩くための脚を持つことはほぼないという。 今回、ロックフェラー大学(Rockefeller University・米)が調査したところ、クマムシの歩き方は、彼らの何十倍も大きな昆虫に最も近似していることが分かりました。 ここから、クマムシと昆虫が、遠い昔に祖先を共有していた可能性が浮上しています。 研究は、8月31日付けで学術誌『…
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