【家族が苦しい】家族とは何なのか|家族という病|下重暁子
家族のかたちやあり方はどんどん変わっているのに、家族は仲良く支え合うもの、といった“理想”の価値観が根深く残る日本社会。そんな窮屈な「家族はこうあらねばならない」に対し、NO!を唱える声が、ここ数年、あちこちで聞かれるようになりました。今回の「家族が苦しい」特集では、そんな声をあらためて拾い集めてみることに。 第1回目は『家族という病』(下重暁子、幻冬舎新書、2015年刊)の冒頭をご紹介します。“一家団欒という呪縛”を一刀両断する先陣を切ったこの本は、発売当初から大きな反響を呼びました。 *   *   * (写真:iStock.com
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