小笠原諸島返還50年「数奇な歴史知って」 - 日本経済新聞
小笠原諸島が米国から日本に返還され、26日で50年を迎えた。独自の生態系から「東洋のガラパゴス」と呼ばれる島々は、1830年に欧米人らが定住後、明治政府による開拓、太平洋戦争後の米国の統治と近現代史の荒波に翻弄された。返還前の島で生まれ、史実を掘り起こしてきた欧米系の子孫は「美しい島に刻まれた数奇な運命を知ってほしい」と話す。「向こうに校舎があったはず。懐かしい」。6月中旬、父島(東京都小笠原
www.nikkei.com