「楽しいことはひとつもなかった、だけど…」イップスやケガを乗り越え戦い続けた、カープ上本崇司のプロ13年間(前原淳)
上本崇司は最後まで走ることを止めなかった。広島のシーズン最終戦となった10月4日、マツダスタジアム。涙で迎えた現役最後の打席はショートへのゴロとなった。痛めた右太もも裏をかばいながらも懸命に一塁を駆け抜け、13年の現役生活に幕を下ろした。
number.bunshun.jp