「一がん息災」の考え方 中川恵一 - 日本経済新聞
「無病息災」をだれでも望みますが、人生100年時代、まったく病気と無縁の人は例外的でしょう。日本人男性の3人に2人、女性の2人に1人が、がんになる時代ですから「無がん息災」は少数派です。「一病息災」という言葉があります。一つ病気があることで、体に気を配り、健康を保つことを意味します。がんでも、一つのがんになると、次にできる別のがんは早期に発見される傾向があります。「一がん息災」です。1人の
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