いつか僕らが消えても、この物語が先輩の本棚にあったなら
あの人に伝えるため……プロ作家を目指す二人の天国と地獄。 柊海人の日常は全てが灰色だった。可愛い妹と何かと気に入らないことがあればすぐに激昂してしまう父。アンバランスな家庭を守るため、アルバイトに明け暮れ、将来のことなんて考えられなかった。 天谷…
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