「貨幣の信用」と「貨幣の価値」1  ―まず信用―|織原然_マクロ経済学考察ノート
巷では「日本円の価値」が下がると「日本円の信用が下がった」と表現します。信用ではなく「信認」と表現する場合もありますが、私は「信用」と言います。 これは実は間違いです。 何故ならその状況は実は 「日本円の価値が下がった」 ということを 「信用している」 からです。 日本円・貨幣への信用が成立していないと、その価値が下がったことを認めることはできないのです。 「価値が下がったことを=信用が下がった」、と表現しているのは「信用」と「価値」を同じ意味として捉えることによって成立しているもので、現実には完全に間違えた表現です。 なぜこんな混同・間違いが起こったのか?というと、 「信用」
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