信用創造③  ―「政府の信用創造」は消滅を望まない―|織原然_マクロ経済学考察ノート
前回は「1.民間の信用創造」には「借金の返済(負債の解消)」が伴うことを説明しました。 だとするなら同じ構造である「2.政府の信用創造」も同じ意志が込められているでしょうか? 私は違うと考えます。 「2.政府の信用創造」というのは、「C.政府」が、「政府の銀行」である「D.中央銀行」に負債を申し込むことで、(最終的に民間市場に)貨幣が発行されることです。 (※ここは大掴みな理解を促すために、簡略化した不正確な説明となります。後日、正確に説明をしますのでご容赦ください。) この負債と引き換えに貨幣が発行されること自体は「1.民間の信用創造」と変わりません。 違いがあるのは中央銀行
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