間近で見た“習近平体制”日中の思考の違いは…“中国が警戒した大使”垂秀夫氏に聞く
前例なき3期目の習近平体制。覇権拡大に台湾問題と世界で存在感とともに懸念も高まる中国。その中国を見続けた前駐中国日本大使・垂秀夫氏が生出演です。垂氏は、約3年間の赴任を終え、19日に退任しました。
“物言う大使”の垂氏。40年近い外交人生のほとんどを中国に費やし、広い人脈と情報収集能力から“中国が最も警戒する人物”と言われました。その鋭い中国観は、日中関係の概念をも変えました。
2006年。冷え込んだ両国関係の打開のため、安倍政権が打ち出した『戦略的互恵関係』。この言葉の生みの親こそ垂氏でした。
大使在任中、日中関係は、福島原発の処理水問題などで、さらに悪化。改善が進まないなか、垂氏は...
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