宝の地図は描けない、だって俺、神力暴走してるらしいから - 神の子が異世界化した現実を救うまでの果てしない物語 | TALES 物語・小説
ここは地球!?神と若者の契約から、十八年の月日が流れた──。黒髪の小柄な制服姿の少女が、とびっきりの笑顔で俺を呼んでいる。星川ふわり。幼馴染で、隣の家同士。同じ高校に通っている。俺はふわりに向かって走り出す。その速度は、さながら暴走機関車。俺の意識は、ふわりの笑顔によって瀕死の状態にあった。いや、待て! 俺、そんなキャラじゃねぇし。走る俺は、妙な感覚に襲われる。(俺は、いつから四本足で走っているんだ?)冷静な声が、内心で響く。視線が低い。身体のバランスがおかしい。だが、その疑問も、この日の俺にとっては些細なことだった。「なんてこの日は幸せなんだワン!」(ワン? いま、犬の鳴き声が聞こえ
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