携帯の充電をアルコールで――バイオ燃料電池が実用化に前進
セントルイス大学の研究チームが、燃料としてエタノール(エチルアルコール)を、触媒として酵素を用いる、新しいタイプのバイオ燃料電池を開発している。従来のバイオ燃料電池では作動時間が数日間にとどまっていたが、実験中の新型電池は、2ヵ月経過してもなお強力な一定の電流を生み出している。現在は、携帯機器向けに出力の向上に取り組んでおり、効率化が進めば、わずか1〜3滴のアルコールで携帯電話1ヵ月分の電力を賄えるかもしれないという。
wired.jp