〈国費解剖〉過剰人員、基金食い潰す 中小の返済猶予支援、4割が管理費 - 日本経済新聞
中小企業の資金繰りを支える国の主要基金が管理費で食い潰されている。借入金の返済猶予(リスケ)を求める計画の策定支援事業で、計170億円超の支出のうち管理費が4割に上っていた。利用が低調なのに全国の窓口人員が過剰だからだ。国の基金の管理費比率は平均1割程度だが、少なくとも10基金が2割超であることも分かった。検証を怠らず、コスト高の基金は体制を見直す必要がある。
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