三島賞に乗代雄介「旅する練習」物語の構造高く評価 - 日本経済新聞
純文学を対象とする第34回三島由紀夫賞は、乗代雄介(34)の「旅する練習」(講談社)に決まった。主人公の回想と旅先での文章修業から成る物語の構造の完成度が高く評価された。一方、エンターテインメント小説が対象の山本周五郎賞は佐藤究(43)の「テスカトリポカ」(KADOKAWA)が選ばれた。メキシコや日本を舞台にした犯罪小説で、臨場感を高める緊密な文体が評価された。芥川賞候補にもなった「旅する練習
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