『jem』創刊号の内容紹介(ロングバージョン)|文芸誌『jem』
先だって公開をしました目次をベースに、以下創刊号の詳細な内容紹介を記します。 今回の特集は「未来視する女性作家たち」。インタビュー1本、ブックガイド4本から成る特集です。 こと十年前、二十年前と比べる限り、日本の女性作家による幻想小説が海外で注目を集める例が目立って増えてきていることは疑いえません。そんななか、昨年単著としては山尾悠子の初の外国語訳となる『飞翔的孔雀』(『飛ぶ孔雀)』、『山人鱼与乌有王』(『山の人魚と虚ろの王』)を簡体字中国語に移し替え、尾崎翠らの翻訳にも熱情を注ぐ研究者・翻訳家、劉佳寧(りゅう・かねい)さんに話を伺いました。話題は個別の作品や作家の話を超えて、言語
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