中原中也『中原中也の詩から』の中の「六月の雨」のこと : 古今東西歴史音楽文学そぞろ歩き(タダタケもしくは多田武彦)
さて、中原中也である。組曲5曲めである。「六月の雨」 中原中也 またひとしきり 午前の雨が菖蒲のいろの みどりいろ眼うるめる 面長き女たちあらはれて 消えてゆくたちあらはれて 消えゆけばうれひに沈み しとしとと畠の上に 落ちてゐるはてしもしれず 落ちて
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