元タカラジェンヌに「声援」を|憧花ゆりの
 宝塚を退団した生徒が誰しも通らねばならぬ道がある。宝塚からの心の退団である。これが一番大変だと私は思う。歌劇団を卒業する時は、退団発表をしたその日から、最後に大階段を降りる日まで沢山のイベントがあり、最後は多くのファンの方に見送られるものである。もう思い残す事は無いからと、殆どの人が語り旅立ちを決意する。「退団は特急列車から飛び降りる様なもの」と言ってた人がいた。皆でずっと同じ列車に乗っていた筈なのに、急に飛び出して自分の足で歩けと言われるのである。次の公演を観に行った日…そこにいない自分を見て、退団した事を現実として受け止めて何だか寂しくなる。沢山の人に「おめでとう!お疲れ様!」と
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