賜杯奪還へ揺るがぬ自信 照ノ富士、復調して千秋楽へ―大相撲夏場所:時事ドットコム
既に負け越しが決まっている大関との一番はあっけなく決した。左で前まわしを引いた照ノ富士は回り込もうとする正代に素早く体を寄せ、何もさせずに土俵の外へ。「落ち着いて取れたかなと思う」。いつもと変わらぬ表情だった。 相撲内容が着実に良くなってきた。左膝などの負傷による休場明け。初日に大栄翔に完敗し、8日目までに3敗を喫するなど、今場所の混戦を招く大きな要因をつくったが、調子の上がらない大関陣を尻目に立て直す。その理由を「積み重ねじゃないか」。横綱は短い言葉で振り返った。 古傷を抱える両膝が完全に癒え…
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