徴用工問題は本当に「完全かつ最終的に解決」されているのか(後編)~韓国大法院判決をめぐる日韓の相違点
 大韓民国(韓国)での徴用工問題を巡る裁判で新日鉄住金への賠償判決が確定した。ところが、この判決を巡って日韓双方の意見が異なる。この食い違いはどこから生じているのか。韓国ではなぜこのような判決に至ったのか。「元徴用工の韓国大法院判決に対する弁護士有志声明」の呼び掛け人の一人で弁護士の殷勇基さんと、日韓請求権協定に詳しい新潟国際情報大学教授の吉澤文寿さんに話を聞いた。 →前編はこちら Q.  日韓請求権協定で請求権は解決したのではないのか?  「法的な用語が一般の日本語とズレることがある、というのが...
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