加古川の戦争(34)・義勇奉公之碑 - ひろかずのブログ
日本は、清国(明治27・28年)との戦争で勝利した。この勝利は、日本を軍国主義に導くきっかけとなった。日岡神社の門(随神門)をくぐると、すぐ西(左手)の小高い丘に、写真のような塔がある。この塔は、「義勇奉公之碑」で、戦没者を慰霊するための塔である。明治29年6月25日に建立された。この時期、日本は日清戦争勝利の余韻の中にあった。塔の建立以来、4月20日には加古郡全体の慰霊祭が、この場所で行われた。その後、日本は日露戦争・満州事変・日中戦争へと突き進んでいく。『大野史誌』(大野町内会発行)は、昭和7年4月20日の加古郡全体の戦没慰霊祭の写真を載せている。なお、この慰霊祭に参加した町村は、加古川・...
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