小説家の休暇 (新潮文庫)
芸術および芸術家にかかわる多岐広汎な問題を、日記の自由な形式をかりて縦横に論考、警抜なパラドックスと示唆に満ちた表題作。この評論には三島文学の全体を形成する重要な諸要素のすべてが含まれており、著者の哲学の原点を示すものと言うことができる。ほかに、従来の日本文学史に対する果敢な挑戦『日本文学小史』など、小説家・戯曲家としての創造の核心をなす評論全10編。
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