「バッハの年収は300万円」11男9女をもうけた貧乏公務員だった "音楽の父"の生活 命綱は「葬儀の伴奏」での臨時収入
J・S・バッハは、最も有名な音楽家の一人だ。日本では「音楽の父」と呼ばれるが、存命中は生活苦に悩んでいた。『社会思想としてのクラシック音楽』(新潮選書)を出した大阪大学名誉教授の猪木武徳さんは「バッハであっても年収は300万円ほど。いつの時代も芸術家が食べていけるかどうかは、その国の政治と経済のあり方を反映している」という――。
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