さようなら 宇都宮グランドホテル 67年の歴史に幕|下野新聞 SOON
国内外の要人が訪れた名門ホテルとして知られる宇都宮グランドホテル(栃木県宇都宮市西原町、中村太三郎(なかむらたさぶろう)社長)は31日、閉館した。コロナ禍に伴う経営不振で、前身から続いた67年の歴史に幕を閉じた。 同社は1954年、陽南荘として設立された。71年には同ホテルがオープンし、昭和天皇をはじめとする皇族方や、マーガレット・サッチャー元英首相らも訪れた。 同社によると、近年は、少子化など取り巻く経営環境は厳しく、主力の婚礼部門などで苦戦した。
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