ハエ「人間はのろまだね〜」、身体の小さい生物のほうが「時間の流れ」が遅くなる - ナゾロジー
ハエを侮ることなかれ。
生き物はそれぞれ異なる寿命を持ちますが、ここ十数年の研究で、身体の小さい生物ほど、知覚する時間の流れが遅いことが明らかになりつつあります。
専門家によると、短時間に起きる周囲の動きを細かく察知することで、自分よりずっと大きな捕食者からうまく逃げているそう。
つまり、昆虫や小鳥が1秒間で見る視覚情報の量は、ゾウよりもずっと多いのです。
食べる側と食べられる側の違いは、視覚情報の処理速度にあるのかもしれません。
本記事は、ダブリン大学トリニティ・カレッジ(アイルランド)が2013年に『Animal Behaviour』に発表した研究をもとにしています。
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