御本尊 | 詩仙堂丈山寺
御本尊history 御本尊 history 詩仙堂の御本尊は、馬郎婦観音(めろうふかんのん)です。 所願成就・学業成就に御利益があると言われています。 馬郎婦観音の言い伝えは、唐の時代、憲宗元和4年(809年)。今から1200年以上前の中国、唐の時代にまで遡ります。 中国・長安の西、鳳翔地方では若者たちの間で、伝統的な教養として六芸の「馬術」と「弓術」の修練に余念がありませんでした。その頃、外来思想の仏教が浸透していましたが、若者たちは仏教が説く三宝(仏・法・僧)に耳を傾けようとせず、蔑視さえしていました。 ある日、彼らの町に妙麗な一人の婦人が現れ、若者たちが「わが妻に」とこぞって求婚しまし...
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