斑鳩寺 その5|兵庫県太子町
仁王門は、間口9mと、大寺にふさわしい大きな門で、軒の出が大きく、安定感があります。両脇に、金剛柵で囲って、向かって右(東)に阿形、左(西)に吽形の仁王像を安置しています。今の建物は、寛文13年(1673)に建設され、その後、18世紀前半ころに大きな改修が行われたものと思われ、兵庫県指定文化財になっています。この仁王門や周囲の築地塀には、天文の大火後の再建時に作られた瓦など、斑鳩寺で使われた各時代の瓦が転用されています。ゆっくり見てみると、いろいろな形の巴紋や唐草紋がありますよ。
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