【STJ道外編】新鋭から重鎮まで ─三者三様の新日本フィル10月公演レポート(執筆:平岡 拓也) | さっぽろ劇場ジャーナル
さっぽろ劇場ジャーナル道外編をお届けします。今回は平岡拓也さんによる新日本フィルハーモニー交響楽団の10月公演レポートです。(事務局) 10月、新日本フィルの主催公演3シリーズには3人の指揮者と3人の独奏者が登場し、気鋭から重鎮まで幅広い世代の音楽家が舞台を彩った。まずはジェイド 〈サントリーホール・シリーズ〉 #625(10月8日)から振り返ろう。1992年生まれの気鋭・熊倉優はコロナ禍以前から既に国内のオーケストラで着実に実績を積んでいたが、外国人指揮者の招聘が困難になるとその活躍の場をさらに広げた。今回の新日本フィル客演も、音楽監督上岡敏之の代役という形での抜擢である。同じ理由で出演でき...
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