2日午前の国内債券市場で、長期金利は上昇（債券価格は下落）した。指標となる新発10年物国債の利回りは前日比0.010%高い1.875%をつけた。一時1.880%と2008年6月以来17年半ぶりの高水準となった。日銀が継続的に利上げを進めるとの見方から国内金利の先高観が意識された。2日予定の10年物国債入札への警戒感も相場を下押しした。日銀の植田和男総裁は1日、18〜19日に開く金融政策決定会