加西市「古法華」の石仏と岩石 -兵庫の山々 山頂の岩石-
加西市 「古法華」の石仏と岩石  加西市に、低山ながらも岩盤におおわれた鋭鋒を波のように連ねた善防山ー笠松山山塊がある。この北面に、今も稼働している採石場があるが、そこが長石(おさいし)と呼ばれている凝灰岩の石切場である。この長石は、同じく加西市の高室石とともに、豊かな石の文化を、古からこの地に創り上げてきた。  採石場のすぐ近く、善防山と笠松山にはさまれた峰続きの谷間に古法華自然公園がある。ここには、我が国最古の石仏「如来三尊像」を擁する古法華寺が建ち、公園周辺の散歩道にも長石でつくられた素朴な石仏が散在している。 古法華の磨崖仏の岩石  古法華寺の下に、磨崖仏が彫り込まれている。中央はお薬...
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