夜長姫と耳男
長者の娘・夜長姫の為に護身仏を彫るよう命じられた耳男だが、容姿を嘲けられ化け物を彫ることに決める。しかし、夜長姫も狂気に近い闇があった。
兎のように長い耳を持つ耳男は飛騨随一と云われる匠の弟子である。師匠に代わって長者の娘・夜長姫の護身仏を彫ることになった。
しかし姫に耳を笑われ、馬のような顔だと言われたとき、恐ろしい馬の化け物を彫ってやろうと決意を固める。他にも二人の名人が呼ばれ、三人を競わせて勝った者には美しい機織り奴隷娘の江奈古を与えるということであった。
酒宴がもうけられ、お江奈古に引き合わされるが、耳男はつい、江奈古を怒らせるようなことを言ってしまう。
江奈古はお返しに耳男...
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