偽善とパンク:Anizine(無料記事)|ワタナベアニ
いつも「何かをするときの心構え」を偉そうに書いているが、もしも若い頃の俺が読んだら「クソ偽善者か」と思うだろう。 パンクという音楽に代表されるように、若い頃は自分が知っている幼稚な世界の解釈で正当性を叫びたがる。でも大人になっていくにつれ、それは「生活というゲームのルール」を知らなかったゆえの浅はかさだったと気づく。なぜ世の中がそうなっているのかを知らないから反抗というポーズをとることができただけなのだ。親がどれほど自分を後回しにして子供のことを考えているかを知らないから、へたくそなギターを鳴らして「社会と戦っているごっこ」を演じる。 前にも書いたことがあると思うけど、暴走族だった
note.com