建築家・堀口捨己の設計による明治大学の校舎群のなかでも、とりわけ重要な作品であると見なされている明治大学和泉キャンパス第二校舎は、老朽化やバリアフリーの問題を抱えており、2022年度には惜しまれつつも「新教育棟」（仮称）へと建て替えられることが決まっています。 そこで、大学院理工学研究科の建築学系および総合芸術系の教員有志により、和泉キャンパスの姿を最先端の3次元計測技術を活用したデジタルデータとして記録し、卒業生をはじめとする利用者の声とともにアーカイブ化するプロジェクトが立ちあげられました。 本企画は、このプロジェクトの一環として、本学在学生および卒業生を主たる対象として、和泉第二校舎の歴...