3,566日間続けた”毎日更新”を、今年の大晦日で終える理由|三條 凛花
はじまりは、大晦日の夜だった。 あらかじめ書いてあった文章を、何度も何度も読み直した。 ひどい動悸と目眩がした。 呼吸は浅く、紅白の好きな歌手の出番も忘れ、ガキ使を見て笑う夫の横で、わたしはパソコンに向かっていた。 年が明けた。 きゅっと目を瞑り、公開ボタンを押した。 「投稿、できたのかな……」 実感はなかったけれど、こうしてわたしははじめての記事を世界に送り出した。 人生最大の挑戦で、こころを、暮らしを、生き方を変える、大きな分岐点だった。 ブログの名前は「365日のとっておき家事」。 1年で365個の、ちょっとだけ特別な家事に取り組もうとはじめたものだ。
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