選択に費やす時間と観察眼 ――ジェイン・オースティン(2003)『高慢と偏見』(訳)中野康司、ちくま文庫
この前『分別と多感』を読んだ勢いでオースティンの一番の代表作であろう『高慢と偏見』を読んだ。以前別の訳で読んだ時にはあまり細部を意識することはなかったが、『分別と多感』を読んだあとだったのでそれぞれのキャラの性格や好きな男性のタイプ、あるいはそれぞれが抱いている「偏見」などを、以…
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