【エッセイ】あるあるオフィスの法則: なぜあの人は「無能なまま」出世したのか?|元宝
【適用する法則・原理】ピーターの法則(人は能力の限界まで昇進し、無能なレベルに留まる)  「いやあ、昔の山田さんは本当にすごかったんだよ。どんなに厳しい営業目標も、彼が一人で全部こなしてくれたもんだ」  給湯室でコーヒーを淹れていると、通りがかったベテラン社員が懐かしそうに目を細めていました。それを聞いた私は、思わず持っていたマグカップを落としそうになります。  「えっ、あの山田さんが……?」  だって、現在の山田部長といえば、会議ではいつも難しそうな顔で腕組みをしたままフリーズしているか、決裁文書を回しても「これ、どういうこと?」と部下に的外れな質問を繰り返す、お世辞にも「有能
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