ジロラモ=サヴォナローラ~ドイツからイタリアへ㉞~ - ある社会科講師の旅の回想録
ここにサヴォナローラという修道士が登場する。ジロラモ=サヴォナローラは,ロレンツォ存命中からフィレンツェで説教をおこなっていた。その内容は政治と信仰の腐敗,つまりはメディチ家への批判である。ロレンツォの死後,着実に信奉者を増やしていったサヴォナローラはフィレンツェ市民にその栄華の廃棄を求める。イタリア版「文化大革命」とでもいおうか,ルネサンス粛清の嵐が吹き荒れる。あのボッティチェリですらこの革命に身を投じた。 そこへフランスがイアリアへ侵攻する。メディチ家はフランス政策を誤り,その軍隊が市内に入場した。サヴォナローラはフランスを自らの後ろ盾としてフィレンツェ政府を支配した。神権政治の始まりであ...
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